デザイナーになりたいと思っていても、ものすごくセンスのいる仕事なのかなー?って感じると思います。
私がデザイナーになって感じたこと、それは
「君は普段の生活でデザインをしている」
と思っています。
ですので、まずはそんなに難しく考えずに、普段の生活にある「デザインをする」ということからデザインをすることに少しでも興味を持ってくれたらと思います。
世の中にある「なんとか」デザイン
世の中には「なんとかデザイン」と呼ばれているものがたくさんあります。
例えば、
- ファッションデザイン
- 建築デザイン
- インテリアデザイン
- 広告デザイン
- Webデザイン
- 都市開発デザイン
- 教育デザイン
- ゲームデザイン
- CGデザイン
- プロダクトデザイン
などなど。。。
あげるときりがないくらい世の中にはデザインであふれています。
では、デザインってなにかというと、
デザインはヒトを中心とした目的設定・計画策定・実現化からなる一連のプロセスである。すなわち人・ユーザー・社会にとって価値ある目的を見出し、それを実現するモノゴトを計画し、形にする、一連の創造的行為をデザインという。
ーウィキペディアー
要するに、「人に合う設計」ということですかね。
いろんな「なんとかデザイン」があるからこそ、私達は知らず知らずのうちにその恩恵を受け、快適な生活ができています。
私達は普段の生活で「デザイン」をしている
職業として「デザイン」ということを考えると、先に書いたような「なんとかデザイン」という職業があると思います。
これらの職業を目指そうとすると、デザインについてめちゃくちゃ勉強をして、「人に合う設計」を考え、世の中に役に立つデザインをしていかなければなりません。
そう考えると、とても難しく感じると思います。
しかし、私達は日常の生活の中でもなにげなく「デザイン」をしています。
例えば、
- お出かけするときの服装選び
- 部屋の模様替え
- 旅行プラン
などなど。。。
デザインとは簡単に言うと「人に合う設計」だと思いますが、この場合は「自分に合う設計」になります。
お出かけするときの服装選びは、お出かけするときの目的に合わせて服装を選ぶと思います。
デートの場合は、相手の好みに合わせたり、自分が可愛く、きれいにみせるファッション。
子供と遊びに行く場合は、動きやすく、多少汚れてもいいファッションをしたり。
洋服を買うときは自分の好みの服や、なにかの作業をするとき、例えば家庭菜園とか用途に合わせた服を買いに行くと思います。
部屋の模様替えでは、机やベッド、テレビの配置を間取りを考えながら自分の生活のしやすいように配置をします。小物やキッチン用品などは棚に自分の使いやすように配置を考えると思います。
旅行プランの場合は、どこに、いつ、何をしたいかを考えると思います。
電車でいくのか、飛行機で行くのか、車でいくのか。
宿はどこにするのか、どこに観光するのか、なにを食べるのか。
自分(達)が楽しくなることを考えていくと思います。
これらはすべて「自分に合う設計」=「デザイン」だと思います。
自分の、自分のための「デザイン」ですが、日常の生活のなにげないことに「デザイン」をしていると思います。
まずはデザインを難しく考えない
日常の生活のなかで私達はさりげなく「デザイン」をしています。
デザインってなにかを考えてみると、
目的に合わせて、計画をして、実行する。
自分の価値に合うように設計していく。
これらの一連の流れが「デザイン」ということだと考えています。
もちろん、職業としてデザインを考えるときは「自分の価値」で考えてはいけません。
誰がそのデザインを使うのかを考えて使う人の「価値」に合わせたデザインをしていくことが大切です。
目的に合わせて、計画をして、実行する。
デザインを難しく考えず、まずはまわりにある「自分に合う設計」をしているものを探してみて、デザインというものはどんなことなのかを感じてみるといいかもしれませんね。